2009年 10月 18日
nabe氏設計DAC(8)ヘッドフォン出力の検討(5) |
というわけで、いろいろとやってみました。
まず、ヘッドホンのインピーダンスによって音質の違いが明確に出ることがわかったので、あえて一番小さいインピーダンスになるように、ER-4Pを仮リケーブルしたものを使用します。
音質的にも、低音もりもりになるので、今回のような比較には好都合。
ちなみに、裸状態でのインピーダンスは約8Ωとなります。
この裸の状態・10Ω負荷追加(合計18Ω)、20Ω負荷追加(合計28Ω≒純正ケーブル)で比較試聴。
で、FETの回路構成を、
初段バイアス電流=10mA、終段アイドル電流=13mA(バイアス抵抗20Ω)、さらにここにBLランクを2つ追加(3パラ)→結果的にアイドル電流=40mA
とした状態で比較して、ごくわずかにTrの低音が出てる、というところまで来ました。
ヘッドホンのインピーダンスを8Ω、18Ωで差が出ます。28Ωだと普通にはわかりません。
→おそらく4パラにすればインピーダンスにかかわらず同等になると思います。
で、この結果を持って以下の結論を出しました。
バッファ段については、前段1mA、バイアス抵抗51Ωとし、アイドルに12mAを流す回路で。
結局、FETのときは、電流をバンバンに流して立ち上がりのストレスをなくしてやらないと低インピーダンスをドライブできないようです。
実験回路は、片チャンネルだけで50mAも消費します。これにオペアンプ分を追加し、両チャンネル分となると、150mA近い消費になります。
いちおう、現在、USB-DAC本体の消費電流は139mA程度ですが、突入電流を考えると、定常電流は200mAぐらいにしておかないと怖いかな。。。
ということもあり、Tr回路だけを搭載することで決定です。
#FET回路を搭載するのなら単純にパラバッファにしたほうがよいかと。。。
今日はこのあと別ねたを追加投稿の予定でし。。。←写真撮り忘れたのでボツりました(爆)
#iPhoneのDockケーブルをオーグラインで作ったのだよ。。。もうホットボンド&収縮チューブで固めちまったいw
まず、ヘッドホンのインピーダンスによって音質の違いが明確に出ることがわかったので、あえて一番小さいインピーダンスになるように、ER-4Pを仮リケーブルしたものを使用します。
音質的にも、低音もりもりになるので、今回のような比較には好都合。
ちなみに、裸状態でのインピーダンスは約8Ωとなります。
この裸の状態・10Ω負荷追加(合計18Ω)、20Ω負荷追加(合計28Ω≒純正ケーブル)で比較試聴。
で、FETの回路構成を、
初段バイアス電流=10mA、終段アイドル電流=13mA(バイアス抵抗20Ω)、さらにここにBLランクを2つ追加(3パラ)→結果的にアイドル電流=40mA
とした状態で比較して、ごくわずかにTrの低音が出てる、というところまで来ました。
ヘッドホンのインピーダンスを8Ω、18Ωで差が出ます。28Ωだと普通にはわかりません。
→おそらく4パラにすればインピーダンスにかかわらず同等になると思います。
で、この結果を持って以下の結論を出しました。
バッファ段については、前段1mA、バイアス抵抗51Ωとし、アイドルに12mAを流す回路で。
結局、FETのときは、電流をバンバンに流して立ち上がりのストレスをなくしてやらないと低インピーダンスをドライブできないようです。
実験回路は、片チャンネルだけで50mAも消費します。これにオペアンプ分を追加し、両チャンネル分となると、150mA近い消費になります。
いちおう、現在、USB-DAC本体の消費電流は139mA程度ですが、突入電流を考えると、定常電流は200mAぐらいにしておかないと怖いかな。。。
ということもあり、Tr回路だけを搭載することで決定です。
#FET回路を搭載するのなら単純にパラバッファにしたほうがよいかと。。。
今日はこのあと別ねたを追加投稿の予定でし。。。
#iPhoneのDockケーブルをオーグラインで作ったのだよ。。。もうホットボンド&収縮チューブで固めちまったいw
by you-giri
| 2009-10-18 20:04
| 電子工作